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ふるさとの民族楽器 ごったん の出来るまで


 
 
美木工房 上牧さんを紹介します

 
     
 
 伝統工芸士の黒木さんのまさに一番弟子と言えます。
今では黒木さんの工作機械を引き継ぎ、更に工夫をして、自分なりに改良を深めています。

 
     
   黒木さんに書いてもらった看板
『百里余りの山坂こえておじゃる(来て下さる)
お客こそ福の神』と書いてあります
伝統の工具がギッシリと置いてあります
まさに職人の作業場の伝統を感じます 
 
     
ごったんを作る工程 その1 材料の乾燥
   
       
   作業場のどこそこに材木が置いてあって、乾燥させています。
 主に取り壊した家屋の材木を使ってゴッタンは作られます。  
 古い材木を削って綺麗な木目を活かしているのです。

 
ごったんを作る工程 その2 材料の切断
   
       
  帯鋸で角材から切断して所定の大きさまで切っていきます。荒材とします  
     
       
   角を直角になるように角を揃えていきます。短材とします
これからさらに乾燥に入ります。乾燥期間中に反ったり曲がったりしたものは使えません。
 
     
  ごったんを作る工程 その3 細かい細工  
 
 
竿(さお)の細工

 
       
       
  さおに切込みを入れます。鋸が左右に並んでいます。凄いですね!  
     
       
  機械でするとさすがに仕上がりが綺麗ですし、早いですね。  
     
       
  さおに丸みをつけるといよいよ 『さお』 は完成です  
     
 
糸倉(けろ)の製作  

 
     
       
  糸倉(けろ)とはさおに付ける部品で胴(箱)と弦を固定する糸駒を差し込む部品です  
     
       
  弦を三本張りますから、位置関係は慎重に決めていきます  
     
       
  最後の仕上げは糸鋸で余計な部分を切り取って仕上げます  
     
ごったんを作る工程 その4 組み立て
   
       
  さおと糸倉を合わせます。誤差は0.2mm以下に抑えます  
     
       
  胴を組み立てていきます  
     
       
  この胴を内側を削ったり、穴を開けたりすると、音色が変わります
とても繊細な作業になります。 
 
     
       
  削った板は乾燥しているのに、とても曲げに強くてびっくりします
これもごったんの音色の秘密かもしれませんね
 
     
お客様の声
 


  早川様
  先日商品が届きました。
  本当にやさしい音色で、心から気に入りました。
  大切にしていきます。

  ありがとうございました。 MA

 
新しいごったんの紹介
     
       
  新しく紹介するごったんは胴が薄くてさおも短くなります
黒木さんが製作を開始しましたが、初めて披露します。
 
     
       
   飫肥杉の木目が綺麗ですね  
     
       
  横に並べるとその違いは明らかですね  
     
       
   普通サイズが89.9p 薄型が83pという所です
胴の厚みはほぼ半分です。
 
     
 
この短棹のごったんは
全国津軽三味線協議会 天地心絃流
家元の重信優さんの愛用のごったんでした 


 
     
     
   病気療養中の黒木さんを見舞う上牧さん  
     
 

重信さんのごったんができたきっかけについて

〜黒木師匠より聞き取り〜

  高城で三味線教室をされていた重信さん(マー坊さん)そこに通う人々がいた。普通は三味線を買って練習をするのだが、三味線は高い。修理もお金が掛かってしまう、そんな生徒さんの中にゴッタンを買って練習したいという人がいた。それが黒木さんに重信さんがゴッタンを依頼するきっかけになったのである。

 何度か重信さんとの交友の中で黒木さんは重信さんのゴッタンを作ることになった。しかし、重信さんは津軽三味線を元々引かれており、弾き方は津軽独特の激しい叩き弾きをされる。普通のごったんに叩き弾きをすると板が割れてしまう。箱が大きすぎてもオダメが合わなくなる。そのため、黒木さんは研究に研究を重ね、やがて薄型のごったんに辿り着いたのだという。

 短い棹は弾きやすいように短め、すなわち手を動かす幅が少なくなっている。元々、ゴッタンには長棹と短棹があり、短い長さの棹は子供用であった。小学生の子供でも手が届くようにである。それを重信さん用に用いて作ったのだと言う。

 重信さんは激しく引かれる為、箱はいつもボロボロになって帰って来たと黒木さんは語る。伝統あるアメリカ、ニューヨークのカーネギーホールでゴッタン演奏家の荒武タミさんが演奏され、重信さんもまたはこのゴッタンを使用され喝采を浴びた。
 
 
  ゴッタンの修理について  
 
 最近、ゴッタンの修理のご依頼が多くあります。
 問題はそのゴッタンの製作年度と、製作所です。
 ゴッタンの製作は製作者の流儀で作られており、個々の部品もそれぞれの創作品と言えます
 ですから 黒木さんや上牧さんの制作のゴッタンであれば、同じ部品、同じ形状などで修理も
 し易いのですが製作者によって、長さや形状も違うので、修理の部品などが合わない場合が
 多いことをご了承願います。

 

ごったん

  中身を見る
 
 


火曜日と金曜日に発送します

手作りですので
最近は製作が追い付かず
お届けに5,6か月ほど
お待ちいただいております。
なにとぞご了承下さい。

ごったん 杉製 短棹
  商品番号 5749 

お届けは5.6カ月後になります
コロナの影響で遅れています

 
台座無し 定価 29,700円

すみませんが
全て前金と
させていただきます


個 数:




ごったん 杉製 短棹
商品番号 5750

お届けは5.6カ月後になります
コロナの影響で遅れています

台座有 定価 33,550円

すみませんが
全て前金と
させていただきます


個 数: